U-17(17歳以下)女子W杯で準優勝した「リトルなでしこ」が28日、トリニダード・トバゴから帰国した。決勝で韓国にPK戦負けしたが、6得点のFW横山久美(17=十文字高)は「この悔しさを忘れずに、上(なでしこジャパン)で世界一になりたい」と話した。吉田弘監督(52)は「決勝で負けたのは残念だけれど、優勝という目標が残って良かったかも。この経験は、W杯や五輪で生きると思う」。女子初の世界2位が、11年のW杯(ドイツ)、12年のロンドン五輪での世界一につながるとの見方を示した。