南米選手権辞退決定から一夜明けた18日、犬飼基昭日本協会前会長は「2年前、南米連盟は難しい決断をしてくれたが、結局日本は約束を守ることができなかった。日本代表は、日本協会のものではない。応援してくれるファン、サポーターのものなのに、みんなの楽しみ、望みがかなえられないことが残念です。主催国のアルゼンチンなど一部の国はベストメンバーで臨むけれど、国によっては欧州組を休ませて若手を多く起用するところもある。Jも各チーム1人ずつ協力してくれると言ったわけだし、J1だけでも18人集められる。それなのに、日本はなんでベストメンバーじゃないといけないと判断したのか。欧州のクラブも、そういう選手を狙って視察に集まり、大会が終わった後、獲得するケースもある。日本の若手にとっては、欧州挑戦の大きなチャンスを逃した」とコメントした。