<ロンドン五輪アジア2次予選:日本3-1クウェート>◇第1戦◇19日◇豊田ス
MF清武弘嗣(21=C大阪)の2得点に絡む活躍と、FW大迫勇也(21=鹿島)が勝利を決定づける3点目を挙げ、クウェートに完勝したものの、手痛いアウェーゴールを献上してしまった。
後半22分、DF酒井宏が右サイドを崩され、ゴール前に選手が押し寄せた。1度はDF鈴木が頭でクリアしたが、相手MFの足元へ。そのまま振り抜かれ、厳しい1点を許した。アウェーゴールは2倍に換算されるルールがあり、無失点を目指していたチームにとって後々に響く結果となった。
後半20分過ぎからクウェートに押し込まれ、張り詰めていた糸が一瞬緩んだ。3点を先制して安心しかけたそのとき、隙をつかれた。クウェートGKはロングキックができず、DFが蹴る始末。守備が穴だらけのチームに対して想定外の失点。DF浜田は「失点されないことを考えていたけど、最後にしてしまった。もったいなかった」と、悔やみきれない表情。
立ち上がりから、ほぼワンサイドゲーム。MF山村が「止めなければいけない」と警戒していたクウェートのカウンター攻撃の芽を、全員で根気強く摘み続けた。前半19分、相手エースのFW・Y・ナセルがドリブルで飛び出した。右サイドのDF酒井宏が振り切られるが、残っていたDF鈴木が体当たりでボールを奪い返した。
アウェーゴールの威力はこれからじわじわと効いてくる。GK権田は「もし第2戦で先制でもされたら大変なことになる。アウェーが大事になる」と気を引き締めた。団結力で、ロンドンの晴れ舞台まで走り抜ける。【保坂恭子】

