日本代表は13日、北京市内でW杯3次予選北朝鮮戦(15日、平壌)に向けた調整練習を実施した。

 アルベルト・ザッケローニ監督(58)がW杯3次予選突破を決めた選手たちにあえて「ゴールへの意識」を説いた。この日のミーティングで北朝鮮の分析ビデオを見せると同時に、11日のタジキスタン戦で見えた攻撃陣の課題を挙げ「もっとゴールを意識してプレーしろ。タジキスタン戦でもサイドを崩したのに、中央に誰もいないことがあった」と指摘。大勝した試合ではあったが、予選の1戦1戦をW杯本番への貴重なチーム成長の場ととらえる指揮官らしく、選手を引き締めた。