日本サッカー協会は20日、アルガルベ杯(29日開幕、ポルトガル)に出場するなでしこジャパン21人を発表し、U-20(20歳以下)日本代表のエースFW京川舞(18=INAC神戸)を初招集した。右ふくらはぎ肉離れで今月の代表候補合宿を辞退したMF沢穂希(33)が復帰し、DF鮫島彩(24=モンペリエ)ら海外組5人も選出。日本は1次リーグでノルウェー、デンマーク、米国と対戦する。

 なでしこジャパン佐々木則夫監督(53)が、メンバー発表会見で「複数のポジションをできる選手を育成する」と明言した。和歌山合宿でも本来中盤左サイドのMF宮間をボランチで、ボランチのMF阪口をセンターバックで起用した。アルガルベ杯はロンドン五輪へ向けた強化の一環でもある。「日本の選手は考える力や判断力も上がってきている。ドイツ(W杯)での戦いをベースに、状況に応じたポジションチェンジも多くやらせてみたい。今大会は強豪との対戦でいろいろ試行してみて確認ができるフェスティバル。ズタズタになるかもしれないけどね」と位置づけた。

 また「欧州組は最近生で見ていないので確認したい。国内組は同じレベルならこのタイミングで若い選手を見てみたい」と21人を選出。底上げへ「12、13番目に座っている子は、11人に入らないと席はない」と危機感をあおった。