五輪代表がロンドン五輪前の7月21日にメキシコ代表と行う練習試合の会場が、英国のノッティンガム周辺になることが2日、分かった。メキシコ協会関係者が明かした。日本はノッティンガムから南約30キロにあるレスターで直前合宿を行う予定。合宿地から少ない移動で疲労を抑えて五輪前最後の練習試合を行い、五輪初戦スペイン戦が行われるグラスゴーへと向かう。

 ノッティンガムは日本人にとって縁起のいい地でもある。79年には当時ケルンに在籍していた奥寺康彦氏が同地で欧州チャンピオンズ杯(現欧州CL)準決勝ノッティンガム・フォレスト戦で日本人初得点を記録した。

 また95年にはアンブロカップに参加した日本代表が、前年のW杯米国大会で3位になったスウェーデンと引き分けを演じている。五輪代表もトゥーロン国際大会で優勝を飾ったメキシコを破り、勢いに乗って五輪に挑みたいところだ。