<国際親善試合:日本2-1オーストラリア>◇18日◇ヤンマー

 MF香川真司(25=ドルトムント)が、2つのことに挑戦した。

 3度目のインサイドハーフでの先発となったが、初めて右でプレー。「(本田)圭佑君が起点になることが多いので、そのサイドでやってみたかった」と志願。後方から組み立てようとしたが「守備で後手を踏んだ」と輝けなかった。前半34分からはトップ下に。その6分後に早速ゴールに迫ったが、GKに近づきすぎパスコースがなくなった。ドルトムントと同じ位置だが、クラブは「4-2-3-1」で、代表は「4-2-1-3」(アギーレ監督)。関係性の違いに適応し切れず代表6戦不発。国際Aマッチ通算20号は来年以降に持ち越した。