日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)が、八百長疑惑について口を開いた。6日、埼玉スタジアムで行われたJ1浦和-名古屋戦を視察。試合後「(八百長疑惑について)私もメディアで出たものを読んだのみ。私、私の弁護士に何も届いていない」と話した。海外組視察を終えて再来日した4日、都内で日本協会から事情聴取を受け「プロの指導者として一切やっていない」と主張。それをもとに同協会も「現時点では八百長の事実はなし」と結論付けていた。

 この日までにスペイン当局から日本協会への連絡はなく、指揮官も「正式なもの(訴状)が出てくれば、私も(内容を)知りたい」と明言。「サポーターのみなさんには心配しないでと言いたい。今はサッカーのみに集中する。アジア杯にエネルギーを注ぎたい」と断言した。