日本協会の大仁邦弥会長(70)が、ハビエル・アギーレ監督(56)の八百長問題についてあらためて言及した。1月31日、大阪市内のホテルで開催された審判員会議に出席。スペインでは検察当局の告発状がバレンシア裁判所に受理されていると報じられているが、同会長は「連絡を取って毎日、確認はしています。我々としてはまだ確認できていない」と説明した。

 3月下旬には国内で親善試合2連戦。協会側が告発受理を確認した場合、アギーレ監督が指揮を執るかについては「またその時に説明します」と話すにとどめた。また、同監督を巡ってはマネーロンダリング(資金洗浄)の疑いも出ており同会長は「そういう情報があるのは知っている」と認めた。八百長監視機関から同監督に休養勧告が出ている可能性については、「そういう事実は全くない」と否定した。