<J1:大分1-0浦和>◇第18節◇18日◇九石ド

 ホームの大分が前半から積極的な動きをみせた。3分、1トップのFW高松が1・5列目のMF金崎と家長の連係から何度も好機を演出した。ボランチの宮沢らMF陣がちゅうちょなくミドルシュートを放つなど、浦和を相手に堂々と戦った。一方、浦和も攻めたが、連敗脱出へ必死の守備を見せる大分の3バックに攻撃を阻まれ、前半は0-0で折り返した。

 大分は後半も攻撃の手を緩めなかった。3バックで攻撃のリズムを整えると、即カウンター。21分、MF清武のクロスにFW高松がボレーシュートを放つなど見せ場をつくった。35分、新外国人FWフェルナンジーニョが入ると、さらに流れを引き寄せ、37分、FWフェルナンジーニョのCKをDF深谷が決めた。リーグ戦連敗を14で止め、3月14日の京都戦以来となる勝ち点3を奪った。