G大阪の長谷川健太監督(49)が、28日の富士ゼロックス・スーパー杯浦和戦(日産ス)で、最強布陣で臨むことを強調した。26日は冷たい雨の中、大阪・万博練習場で非公開調整。

 0-2で敗れたACL広州富力戦から中3日での1戦となり、浦和戦後はすぐに東京からソウルへ移動。中2日でACL城南戦(韓国)と、開幕からいきなり超過密日程となる。

 それでも同監督は「どの試合も大事。ベストメンバーで戦っていく」と何度も繰り返した。

 チームは日本代表MF今野が左太もも肉離れで長期離脱中。ボランチには“マムシの祥平”の異名を取る横浜から加入したMF小椋と、2列目からコンバートしたMF倉田、さらには37歳のベテランMF明神を起用していく方針だ。

 長谷川監督は「小椋は持ち味を出してくれているし、秋(倉田)もミョウ(明神)もいる。出た選手がしっかりプレーしてくれると信じている」と期待した。

 浦和戦に向けては「勝たないといろんな意味で乗っていけない。個の力で打開することも大事」と必勝を誓った。