G大阪が、2-0で浦和を下し優勝を飾った。

 浦和は前半35分、MF梅崎がミドルシュートを放つが、枠を超えた。同41分にはDF槙野がゴール前に上がり、右足ミドルシュートを放つが枠をとらえられなかった。昨季3冠を達成したG大阪は、同19分、FW宇佐美がドリブル突破。クロスを上げるが、走り込んでいたFW赤嶺、MF大森には合わなかった。前半は両チームとも決定的なチャンスを作れぬまま、0-0で折り返した。

 後半11分、浦和はMF高木に代えてFWズラタンを投入。一方、G大阪は同18分、赤嶺に代えてFWパトリックを投入した。そして同23分、左CKからファーサイドにいたFW宇佐美が滑り込みながら詰めて先制した。直後にも、DFラインの裏にドリブルで抜け出すが、シュートはゴール左に外れた。浦和は同27分、梅崎に代えてFW武藤を投入した。同30分には、槙野がFKを蹴るが壁に当たった。その後も積極的に攻撃を仕掛けるが、決めきることができなかった。G大阪はさらに同ロスタイム、FWパトリックが追加点を挙げた。