柏は、DF輪湖直樹(25)の決勝点で、勝利をもぎ取った。

 前半23分、MF大谷秀和(30)が右サイドへ展開。FW工藤壮人(24)がシュートを放つも相手DFに当たり、こぼれ球をFW武富孝介(24)が右足で押し込んで先制した。後半6分に同点に追いつかれるが、同ロスタイム、FWクリスティアーノ(28)の右クロスを輪湖が頭で合わせ、土壇場で勝ち越した。

 スタジアムは歓喜に沸いたが、柏移籍後の初得点に輪湖は「頭が真っ白になった」と笑顔で明かした。「コースだけ意識していた。結果的に、得点につながってよかった」と振り返った。