2010年以来、5年ぶりの優勝を狙う日テレが、3-0で大阪高槻を下す好スタートを切った。

 前半30分に仙台から新加入のMF上辻佑実(27)が、正面約30メートルのFKをゴール左上に決めて先制。その後はFW田中美南(20)が頭で2点を追加して完勝した。

 殊勲の上辻は「しっかり枠内にと思って蹴りました。あの距離は狙いやすい。入る前にガッツポーズしちゃいました」と笑顔を見せた。

 森栄次監督(55)も「上辻がFKを良い時間に決めてくれた。上辻が加入してセットプレーが大きな武器となった。今年は優勝という2文字を取りにいきたい」と力強かった。