清水MF村松大輔(25)が好調の敵エース&旧友を封じ込め、勝利を呼び込む覚悟を示した。今日6日の鳥栖戦に備え、5日に静岡市内で行われた最終調整に臨んだ。村松は守備的ボランチの「アンカー」として先発が濃厚。5試合連続得点中と勢いに乗る鳥栖FW豊田に対し「自分のところでうまく挟んで、自由にやらせないようにしたい」とDF陣との連係で抑えるイメージを膨らませた。

 負けたくない選手は、もう1人いる。鳥栖MF早坂はJFL・ホンダFCの同期入団で1年間、チームメートだった。プロ選手となった今は良きライバルでもある。村松は「うまいし、スピードがある。それは昔から変わらない」と警戒する選手の1人だ。チームは現在リーグ戦8試合勝ちなしと苦しい状況が続く。鳥栖戦で勝利を逃せばクラブワーストタイの不名誉記録となる。村松は「全力でやりたい」と持ち前のハードワークでチームに貢献する。【神谷亮磨】