J1鹿島で活躍し、昨季限りで現役を退いたDF中田浩二氏(35)、FW柳沢敦氏(38)、DF新井場徹氏(35)の合同引退試合がキックオフされた。

 アントラーズOB主体の「ANTLERS LEGENDS(AL)」の先発はGK佐藤洋平(U-22日本代表GKコーチ)にDF名良橋晃(解説者)DF秋田豊(解説者)奥野僚右(解説者)新井場の4バック。MFは中田、増田忠俊(解説者)鬼木達(川崎F)本田泰人(解説者)の4人、2トップは柳沢と平瀬智行(仙台アンバサダー)の同期入団2人がコンビが組んだ。

 主役3人のサッカー界の仲間で構成される「KAY FRIENDS(KF)」はGK武田博行(C大阪)、DFは5枚で鈴木秀人(磐田コーチ)木場昌雄(JDFA代表理事)田中誠(磐田下部組織)山田暢久(浦和スカウト)波戸康広(横浜アンバサダー)が出場。MFは戸田和幸(解説者)名波浩(磐田監督)三浦淳宏(解説者)、2トップは三浦知良(横浜FC)と中山雅史(解説者)が先発した。

 試合は前半、ALの柳沢が右足で先制。しかし、KFのカズが右足で直接FKを決めて追いついた。その後、ALの新井場が6人抜きのドリブルから勝ち越し点を奪ったが、KFの福西が鮮やかな連係から左足でGK股抜きの同点弾を奪った。2-2で折り返した。