J2磐田は7日、磐田市内で、今日8日のホーム讃岐戦に向けて最終調整した。ミドルシュートの練習では、MF松浦拓弥(26)が味方のパスを受けて鋭いゴールを何本も決めた。讃岐はゴール前を固めて守る傾向があり、距離が遠くてもシュートを多く打つ戦術が有効だ。名波浩監督(42)は「枠内に打てば、何かが起こる」と期待を寄せた。

 松浦は前節ホーム熊本戦(1-1)はトップ下でフル出場。ボールに多く触り、持ち味のドリブルだけでなくパスをつないでチャンスを演出した。さらに今季初得点も挙げ、勢いは十分だ。「続けて取ることが大事。何よりもチームの勝ちにつながることがしたい」と2戦連発を見据える。シーズン後半戦の幕開けを、快勝で飾る。【保坂恭子】