京都が石丸監督就任2戦目で、ホーム約1カ月半ぶりの白星を挙げた。J2では、C大阪との京阪ダービーを初めて制した。

 前半2分、MF伊藤優汰(22)がこぼれ球を左足シュート。今季初得点で、開始早々に先制点を挙げた。全員がハードワークで守備も安定。C大阪に決定機を作らせなかった。

 伊藤は「今日は声も出ていたし、周りのみんなに声を掛けることができた」。石丸監督は初白星を飾り「みんながチームのためにプレーしてくれていた。(3連敗で)流れも良くなかったが選手がしっかり戦ってくれた」と喜んだ。

 京都はJ通算観客動員数300万人を達成。指揮官は「いいプレーをすれば、サポーターは増えていく。もっと京都のサッカーを積み上げていければいい」と、さらなる高みを目指す。