J2札幌の四方田修平監督(42)が11日、今日12日横浜FC戦(札幌ドーム)から再開される、リーグ残り12戦での反転攻勢に向け、3つのテーマを挙げた。チームはリーグ12戦勝ちなし。13戦ぶりの白星に向け、まず第1に「気持ちが入らないような試合は絶対にしないこと」と掲げた。

 30試合を終え、リーグ最多の14引き分け。主導権を握りながら勝ち点3を取りこぼしている状況を踏まえ、第2の柱として「これが最後の試合という気持ちで戦うこと」と、一戦必勝の心構えを説いた。

 最後に「FW陣は自分が点を取りたいという執着を持ってやってほしい」と貪欲な姿勢を期待。5日の天皇杯2回戦で5カ月ぶり復活弾を挙げたFWナザリトに加え、内村も右太もも痛から復活した。MF小野を含め先発では初のUNOトリオ起用で、得点不足解消と、就任1勝につなげる。