甲府が今季4度目の連敗を喫した。前半からFWバレー(33)にボールを集め、バレーが43分と44分に連続してヘディングしたが、ゴールの枠をとらえられなかった。後半はシュート1本にとどまり、ほぼノーチャンスの完封負けとなった。

 守備陣も41歳の土屋征夫、35歳の山本英臣、34歳の石井琢磨、さらには38歳のボランチ、マルキーニョス・パラナのベテラン勢が奮闘したが、後半16分に1点を奪われた。佐久間悟監督(52)は「バックラインと中盤が疲弊してしまい、セカンドボールを拾うことができなかった」と力負けを振り返った。