G大阪MF倉田秋(26)が10日、大阪・吹田市内で非公開練習を行い、ナビスコ杯2連覇に向けて逆転決勝進出を誓った。

 11日の準決勝第2戦新潟戦ではホームのため「圧倒して3点、4点取りたい」と意気込んだ。アウェーでの第1戦は先制しながら1-2で敗れた。フル出場ながら無得点だった倉田は「ゴール前でのクオリティーが低かった。相手が怖がるようなプレーをしないといけない」と反省していた。

 新潟は大黒柱のMFレオ・シルバ(29)が第1戦で退場処分を受けたため出場停止。しかし油断を一切することなく「10人になってからでも、向こうはしっかりやってきていた。前回とは違う戦いにしないといけない」。大会連覇の権利はG大阪にしかない。「いいチャンス。(タイトルに)こだわっていける」と闘志を燃やした。