G大阪は23日、大阪府吹田市にある国立循環器病センターと包括連携協定を締結した。

 この日、同センターで調印式が行われ、G大阪の野呂社長は「サッカー界では11年に松田直樹選手が、練習中の心臓疾患で急死した。03年のコンフェデ杯ではカメルーン代表のフォエ選手が、試合中の心臓発作で亡くなっている。我々の新スタジアムには、たくさんのお客様が来られるので、サポーターにも啓発活動をしていきたい」と明かした。

 同センターでは高度循環器ドックを行っており、同社長は「ガンバの試合はハラハラドキドキ。心臓に悪いので、長谷川健太監督に(循環器ドックを)受けさせようと思います」と話した。

 国立循環器病センターの橋本理事長は「予防に必要なことは啓発活動。(G大阪の)知名度を使わせて頂き、啓発につなげていきたい」と説明した。