J2降格が決まっている清水はホーム最終戦で完敗し、クラブワーストの10戦勝ちなしとなった。

 前半38分に先制点を許し、後半も2失点。反撃の糸口を見いだせないまま、力尽きた。

 試合後のセレモニーでは左伴繁雄社長(59)がサポーターに向けて謝罪。スタンドには「チームは降格 社長は残留?」や「23年間の歴史を断ち切った責任を」などと、過激な内容の横断幕が出された。主将のMF本田拓也(30)は試合後「サポーターもフラストレーションがたまっている。申し訳ない気持ちでいっぱい」と話した。