仙台がPK戦の末に浦和を破り、2年連続の4強入りを決めた。

 120分を戦うも無得点でPK戦へ突入。元米国代表GKブリトニー・キャメロン(29)が、浦和エースのMF猶本光(21)のPKを止めるなど、勝利に大きく貢献した。ブリトニーは「ラッキーな部分もあったが、止められれば仲間が決めてくれると思った。良いプレーができてうれしい」と笑顔で話した。

 次戦23日の準決勝は、INAC神戸との対戦が決まった。引退表明をした澤穂希(37)率いる格上チームとの一戦。MF川村優理(26)は「勝負の世界なので何とも言えないが、楽しみな気持ちはある。でも自分たちが決勝に行き、優勝したい。強い気持ちを持って戦う」と気を引き締めていた。