G大阪が7日、宮崎2次合宿を打ち上げた。最終日のこの日は、宮崎市内で主力組が甲府と、控え組が蔚山(韓国)と練習試合を行った。

 スコアレスドローに終わった甲府戦はU-23(23歳以下)日本代表MF井手口陽介(19)が、MF遠藤保仁(36)とダブルボランチを組み先発出場。ドーハで行われたリオ五輪最終予選から帰国後、初実戦となった。長谷川健太監督(50)は「陽介(井手口)は今日の練習試合は良かった」と合格点。視察に訪れたU-23日本代表手倉森誠監督(48)の前で落ち着いたプレーを見せた。

 蔚山戦では負傷退場したFW長沢に代わり、今季関学大から新加入したFW呉屋大翔(23)が急きょ途中出場。それでも適応能力の高さを発揮して、2得点した。長谷川監督は「これからコンビネーションを磨いていけば、可能性のある選手」。蔚山戦の結果は、2-2(前半0-1)だった。

 G大阪は今後オフを挟み、14日の名古屋とのプレマッチで新本拠地となる市立吹田スタジアムのこけら落としに向けて大阪で調整を続ける。