G大阪の新戦力FW呉屋大翔(ごや・ひろと、22)が定位置獲得に燃えている。10日は大阪・吹田市内で約1時間半練習を行った。関学大から新加入の呉屋は、沖縄1次キャンプと宮崎2次キャンプでの実戦3試合で6得点を記録。「(新人研修への参加で)キャンプに遅れて合流しているので、ゲームで示すのが一番のアピールになると思った。結果残せたというのは最低限のことだった」と振り返った。

 宮崎キャンプでは、MF遠藤とMF大森、同じく新加入のMF藤本と同部屋だった。遠藤については「いつも通りゆるい感じで話してくれた。そこから、サッカーのヒントを得るのは難しかったけど(笑い)。キャンプでだいぶコミュニケーションは取れました」。

 同い年のGK田尻、DF西野とは仲が良くオフも大阪市内で買い物をして楽しんだ。前日9日には寮に引っ越しを終え、開幕へ向けて準備を進めている。「これから結果を残していかなければいけない。動きだしは得意だけど、もっと周りが点を取れる動きだしが必要」。注目の大卒ルーキーが強力FW陣形成へ大きな力となる。