J1王者の広島がホームで山東(中国)に1-2で逆転負けした。

 広島は前半19分、右サイドからMF柏のクロスをFW丸谷がゴール前で右足をシュート放つも、ゴールの上へと外れてしまう。一方の山東は同30分、ペナルティエリア内やや右から間接FKを獲得。得点チャンスをつくるも、シュートは相手DFにブロックされて得点を奪えなず、前半は両チーム無得点で折り返した。

 後半に入り、山東は9分にFWジエゴ・タルデリが右からのクロスを頭で合わせるも相手GKにキャッチされ得点ならず。広島は同15分にカウンターから最後はMF柏が右足シュートを放つも枠外。

 試合が動いたのは後半19分。広島は右サイドからMF塩谷がクロス。相手DFのクリアボールをMF清水が左足シュートしゴール右に決まり先制点を奪う。しかし、山東も同22分に左CKからニアサイドでFWヤン・シュが頭で合わせ、すぐさま同点に追いついた。同33分に右サイドのペナルティエリア内ゴールライン付近からMFヤン・シュがクロス。ゴール前に詰めていたFWジエゴ・タルデリが左足で押し込み追加点を奪い逆転に成功する。同点に追いつきたい広島は、終了間際にゴール前で丸谷が右足シュート放つも、うまくミートせずポスト右に外し決定機を逃してしまう。試合はそのまま終了のホイッスルが鳴り、広島は1-2で初戦黒星発進となった。