桜満開のホームで、先制したのはG大阪だ。前半19分。日本代表MF宇佐美の左クロスを、FWパトリックが頭で落とす。そのボールを、MFアデミウソンがリーグ初ゴールとなる先制弾。

 横浜も意地を見せる。同40分に得たFKを、元日本代表MF中村が豪快に決めた。前半は両チームとも持ち味を出して1-1で折り返した。

 横浜は後半25分、日本代表MF斉藤がカウンターで抜け出して2対1の形を作り、最後は3月下旬に獲得してこの日がJリーグデビューとなったオランダ領キュラソー島出身のMFマルティノスが勝ち越し弾。横浜が2-1で勝利し3連勝。G大阪は後半ロスタイムに絶好の同点チャンスで、元日本代表MF遠藤がPKを外し、痛いリーグ2連敗を喫した。