福岡は28日、福岡市内で株主総会を開き、15年度の収支決算で、純利益が前年度から3900万円増で2期連続の黒字となる4800万円だったと報告した。

 川森敬史社長(50)は「増収増益を皆さんに報告し、承認いただき感謝の気持ちでいっぱいで」と話した。

 5年ぶりに昇格した今季、トップチームの人件費は前年度に比べて倍近い8億7000万円にアップしたが、チームはいまだ未勝利の17位に低迷している。だが川森社長は「失点もしていて、得点もできず今の順位だが、監督や選手がやりたいことは少しずつ形になっている。あとは結果がついてくれば、勝ち点を積み上げられると思います」と前を向いた。