第2ステージ(S)最下位に転落した名古屋が、小倉隆史監督(43)を続投させる方針を固めた。

 残留を争う甲府にホームで惨敗。試合後はサポーターが居残って「小倉を出せ」などと詰め寄った。

 就任1年目の小倉監督の進退問題に発展してもおかしくない危機的状況。だが、久米一正社長(60)は「絶対に(監督は)代えない。何が起きても代えない。ずっとサッカーを見ている私の立場から、監督を代えてもいいことはない」と強調した。

 第2Sは5戦で1分け4敗。リーグ戦はクラブワースト記録を更新する13戦未勝利(5分け8敗)で、年間順位はJ2降格圏の17位。完全に泥沼にはまっている。