J2C大阪の12年ロンドン五輪代表MF山口蛍(25)が5日、リオ五輪代表MF南野拓実(21=ザルツブルク)をキーマンに挙げた。

 この日は大阪市内で7日のホーム横浜FC戦に向けて練習を実施。午前中に行われたリオ五輪代表のナイジェリア戦を観戦した山口は「点を取れる力があるのに、失点がもったいない」と指摘した。

 ロンドン五輪では1-3で敗れた準決勝のメキシコ戦まで4試合無失点。堅守から1次リーグ突破のリズムをつかんだだけに「僕たちは全員でハードワークして守備から入っていた。次までにどこまで修正できるかが大事」と言い切った。

 一方で攻撃については、この日1得点した南野にさらなる活躍を求めた。C大阪で後輩だった21歳について「拓実(南野)はもっとできると思う。もっと拓実が中心になって引っ張っていって欲しい」と、兄貴心をのぞかせた。