清水ユースは東京ユースに0-1で敗れた。初先発のMF斉藤聖七(1年)が、前線で起点となり攻撃をけん引。だが、決定機で決めきれず、後半5分に左サイドを崩され先制された。斉藤はシュート0本に終わり「やってやるという気持ちでゴールを意識していたのに悔しい」と話した。

 8月4日に行われた日本クラブユース選手権決勝でも、東京ユースと対戦して0-2で完敗した。3週間後の再戦。選手たちは「絶対にリベンジしよう」と強い気持ちで臨んでいたが、フィジカルで勝り、技術も高い相手に対抗できず、平岡宏章監督(46)は試合後のミーティングで「何で球際で戦わないんだ」と激高した。ゲーム主将のDF立田悠悟(3年)は「質も運動量も相手が上回っていた。差は縮まっていなかった。自分たちが甘かった」と反省していた。【保坂恭子】