大宮は横浜に0-1で敗れ、4強入りを逃した。

 前半2分、いきなりゴールのチャンスを得るも、決めきれず。徐々に主導権を横浜に握られると劣勢を強いられた。同46分に失点を許して前半を折り返した。後半は攻勢を強めゴールへ迫った。同3分、MFマテウス(21)がドリブルでペナルティーエリア内へ進入し、シュート。同13分、MF泉沢仁(24)のシュートのこぼれをFWムルジャ(32)がシュート。同28分にはFW江坂任(24)がヘディングシュート。立て続けにシュートを打ったが、横浜の守備陣にことごとくはね返された。試合が終了すると、選手はぼうぜんと立ち尽くすしかなかった。

 渋谷洋樹監督(49)は「ベスト4という歴史を変えるということで必死に戦ったが、負けてしまい非常に悔しいし残念」と話した。

 11年ぶりの決勝トーナメントに進出し、第1戦は2-1で勝利と4強まではあと1歩だった。GK塩田仁史(35)も「マリノスとの経験値の差」と残念がった。