J1年間勝ち点2位の川崎Fは22日、翌日に控えたチャンピオンシップ(CS)準決勝(対鹿島、等々力)に向けた最終調整を川崎市内で行った。

 セットプレー確認などは21日に済ませており、軽めのトレーニングに終始した。和やかな雰囲気で練習を締め、決戦に備えた。悲願の初タイトルを目指す頂上決戦を前に、FW大久保嘉人(34)は「これまで優勝できていないし、今度こそという気持ちは強い。そう思っている選手ばかりだし、1つになって戦えたら」と話した。MF中村憲剛(36)は「良い準備はできた。CSは誰もが経験しているものではないが、明日、それを出せるか。ベストを尽くす」と力強く言い切った。