年間1位の浦和が同3位の鹿島にアウェーで先勝した。

 前半は両チーム好機を作りながらも無得点。互いにファウルが飛び交う激しい展開となった。後半12分、ペナルティーエリア内で鹿島DF西が浦和FW興梠を倒してしまい、PKを献上。これをMF阿部が落ち着いて決め、浦和が先制した。

 鹿島は同17分に、右足を痛め10月末から戦列を離れていたMF柴崎を投入。チャンスを演出はしたが、1点が遠かった。

 第2戦は12月3日に埼玉で行われる。延長はなく、90分終了の時点で引き分け以上なら浦和が優勝。鹿島は2点差以上を付けて勝利すれば優勝となる。2試合合計で同点の場合、アウェーゴール数で勝敗を決める。アウェーゴール数でも並んだ場合は年間順位が上位の浦和優勝となる。