C大阪の日本代表MF山口蛍(26)は、「こんな大雨の中、たくさんのサポーターが駆けつけてくれて、その力が僕らを1歩1歩、進ませてくれた」と涙目でサポーターに感謝した。

 今年1月にブンデスリーガのハノーバーに完全移籍したが、2部に降格したことを受け、6月にC大阪へ完全移籍で復帰。ハノーバーでは構想に入っていたが、帰国し「残りのサッカー人生の全てをこのクラブと歩んでいきたい」と生涯C大阪を宣言していた。

 昇格を決めた試合後「自分は途中で帰ってきた身。昇格できないと、帰ってきた意味はないと思っていた」と、使命感を持って戦っていたことを吐露した。

 山口は客席に向けて「これからも、今日以上の応援をお願いします。J1でもセレッソの力を見せつけましょう!!」とサポーターに来期以降の“共闘”を呼びかけ、3年ぶりのJ1昇格の喜びを分かち合った。