今日30日開幕の全国高校サッカー選手権に出場する藤枝明誠(静岡)が29日、横浜市内で約1時間半の調整に励んだ。

 紅白戦やセットプレーの確認を行ったほか、松本安司監督(47)は「本番が近づくにつれて、硬くなってしまっていた。平常心が一番大事」とし、プレーに硬さの見られたFW藤本一輝(3年)とFW遠野大弥(3年)に居残り練習を指示。松本監督からのイジリを受けながら、2人は笑顔で30本以上のシュートを打ち込んだ。遠野は「意識しているつもりはなかったけど、自然と硬くなっていたかもしれない。シュートもうまく決められて、良いイメージが持てました」。初戦は31日の東海大仰星戦(大阪)で、本番前にリフレッシュした様子だった。