日本代表ハリルホジッチ監督が視察に訪れた一戦で、ガンバ大阪が2連勝を飾った。

 先制はG大阪。前半22分、MF遠藤の約55メートルロングパスを左サイドで受け取ったFWアデミウソンが、DFを抜き去り中央へドリブルで切り込んだ。アデミウソンはGKとの1対1で冷静に右足で流し込み、2試合連続ゴールを挙げた。

 さらにG大阪は1-0で折り返した後半7分、こぼれ球を拾ったMF倉田が左足シュート。惜しくもゴールポストに当たるが、跳ね返ったボールがDFに当たりそのままゴールへ吸いこまれ、追加点を奪った。

 一方のFC東京は同12分、途中出場のMF中島が左サイドからミドルシュートを放つも日本代表GK東口の好セーブに阻まれた。同34分にはPKを獲得。今季川崎Fから加入したFW大久保がキッカーを務めたが、再び東口の好セーブにあい、移籍後初ゴールを挙げることはできなかった。

 対するG大阪は後半39分にもアデミウソンの右クロスからオウンゴールを誘発。3得点の快勝で今季ホーム初勝利を飾った。