ジュビロ磐田の高卒1年目ルーキーMF針谷岳晃(18)が、今日15日のルヴァン杯1次リーグ北海道コンサドーレ札幌戦(ヤマハ)でプロデビューする可能性が高まった。14日、磐田市内のヤマハスタジアムで最終調整を終え、メンバー入りは濃厚。さらに、今大会から東京五輪世代の強化を目的に、21歳以下の選手1人以上を先発させる規定が新たに設けられたため、先発も十分に考えられる。

 針谷は全体練習後も黙々とシュートを打ち込み、準備完了。「コンディションはすごく良いと思います。出場することになったら、緊張もすると思うけど自分らしさを出したい。点を取らせることが自分の仕事だと思います」と、ピッチへのイメージを膨らませた。

 5月には、韓国で開催されるU-20W杯が控える。今月7日から2日間で行われた同代表の候補合宿(東京)には招集されたものの、この日発表されたドイツ遠征のメンバーからは漏れた。針谷は「(U-20代表の)内山監督も見てくれていると思う。こういう場面でアピールできる選手が上にいくと思う。1つ、1つ積み重ねていきたい」と、猛アピールを誓った。【前田和哉】