ガンバ大阪のGK鈴木椋大(りょうた、23)が、1失点を悔やんだ。左ほお骨骨折で手術を受けた日本代表GK東口の代役として、先発出場。ACL初出場に「昨日が一番、緊張のピークだった」と漏らした。

 前半39分にプレミアの強豪チェルシーにも在籍した経験があり、14年W杯ブラジル代表のMFラミレスに豪快ミドルを決められて失点。その後は決定的な場面を作らせなかったが、結局はその1失点で敗れた。

 191センチの大型GK鈴木は「始まりは俺のキックミスから。シュートはうまかったと思いますけど、もう1、2歩食らいついていければ良かった」と振り返った。

 J1での出場歴はないが、いきなりの大舞台を経験。鈴木は「次、またチャンスをもらうことができれば、しっかりとやりたい」と、すぐに気持ちを切り替えた。