ガンバ大阪は21日、ホーム、アウェーを問わず当面の間すべての公式戦で、G大阪に関する横断幕や旗の掲出を禁止すると発表した。

 16日のセレッソ大阪戦でサポーターがナチス親衛隊(SS)のマークを連想させる応援旗を掲げていたことが判明。サポーター幹部とも話し合い、応援旗を掲げた60~70人の団体を無期限で全公式戦入場禁止とすることも決めた。

 G大阪主将のMF遠藤が試合後、応援旗の問題について言及した。この日のスタンドには横断幕や応援旗がなく「違和感はあった」という。自チームのサポーターが起こした問題に「サッカーに限らず、スポーツはフェアにやらなければいけない。僕らも、関わっている人全てが守っていかないと」と訴えた。