2戦連続途中出場で、連続ゴールと波に乗るJ2仙台のFW中原貴之(23)が、空中戦に自信を見せた。15日の練習で、両サイドから交互に上げられるクロスを確実にミートし、ゴールネットを揺らし続けた。

 周囲を驚かせたのは、MF梁勇基(26)の右クロスに合わせたヘッド弾。ジャンプしたとき、ボールの落下点より前へ体が流れかけたが、空中で上体を反らして我慢。高い打点から、鋭いボールを突き刺した。「体幹トレの成果です」と笑い、好調ぶりをアピールした。