サウジ帰りで梅雨対策はばっちりだ。J2福岡のMF鈴木惇(19)が、U-19(19歳以下)日本代表の経験で夏に臨む。鈴木は4日まで同代表として、サウジアラビアに遠征。3連勝した親善試合のうち、初戦は前半だけ、残り2試合はフル出場した。帰国後初戦の前節熊本戦(8日)も後半29分から出場。九州北部が梅雨入りした10日は、全体練習後、リトバルスキー監督(48)の指導を受けてキックの練習に励んだ。遠征後に中2日でナイター(11日山形戦)を控えるが「サウジに比べれば、全然楽。午前練習で50度近くになって温度計が壊れたり、夜は気温が下がっても7時開始の試合で湿度70%とか、ヤバイくらい暑かったから」と、正午で27度まで気温が上がる蒸し暑さも苦にしなかった。