J2仙台MF田村直也(23)の無回転シュートの精度が、確実に増している。2日の練習後、居残りでミドルシュートを練習。バーの上方に向かうボールが、突然ストン、と落ちてゴールネットを揺らした。28日の水戸戦で、40メートル強のロング弾を決めた。

 「あの時はGKが前に出ていて、追い風で、DFもいないという条件がすべてそろっていた」と謙虚。だが、中距離弾がまぐれではないことを、5日の愛媛戦で決めて証明するつもりだ。