<J1:磐田1-1東京V>◇第19節◇26日◇ヤマハ

 90分間叫び続けた柱谷哲二監督が、最後は胸をなで下ろした。試合開始直後の前半1分に失点し、決定機を作れずにいた後半22分。DF富沢清太郎に代えてDF和田拓三を投入。するとその1分後に、和田の自身通算2ゴール目で同点に追いついた。ズバリ的中した采配に「思い切って代えてみた。3-5-2を崩すにはサイドの攻撃が大事になってくるからうまくいった」と、同監督は自画自賛。終了間際には「ドローでもいいぞ!」と、ピッチの選手らに伝え、アウェーで勝ち点1をもぎ取った。