<J2:福岡0-0横浜FC>◇第40節◇19日◇レベスタ

 福岡が6月25日岐阜戦以来17試合ぶりにリーグ戦無失点も、1点が取れずスコアレスドローに終わった。2位山形が勝ち点を65に延ばしたため、残り4試合で同50の福岡は自動昇格が消えた。直近5試合勝ちのない横浜FCに対し、前半は硬さが取れなかった。後半は積極的に攻撃に出て、相手の倍のシュート12本を放ったがゴールにはつながらず。篠田善之監督(37)は「チーム全員が、この試合の重要性を分かっており、前半は守備の意識が高いあまりにボールを奪う積極性が見られなかった。90分間ゼロで抑えたことは評価できるが、ゴールをこじ開けられなかったのが、この2、3試合の我々の課題だ」と話した。

 終盤にはDF中島崇典(24)のFKにDF丹羽大輝(22)が頭で合わせ、ゴールを割ったがオフサイドの判定で、痛い引き分けとなった。