<J2:福岡2-2愛媛>◇第43節◇23日◇レベスタ

 約1カ月ぶりのリーグ戦で、福岡が、これまでホームで得点も勝ち点も与えていなかった愛媛と引き分けた。「立ち上がり、動きが鈍かった」と多くの選手が話した序盤に、相手の積極的な攻撃に受け身に立ち、前半24分に失点。後半で修正し、7分間で2点を奪って勝ち越したが、10分にDF丹羽大輝(22)が相手の得点機会を阻止して退場。同31分に同点ゴールを許した。ボランチに入ったMF中村北斗(23)は「失点は、どちらともボールの失い方が良くなかった。ミスをなくしていかなければ、勝ちにはつながらない」と反省。プロ入り20試合目で900分出場を達成し、初アシストを記録したMF鈴木惇(19)も「最初の失点は自分のプレーからだった。アシストでチームに貢献しても、ゼロで抑えることができなかったら意味がない。寒い中、たくさんのお客さんが応援してくれたのに、ふがいない試合で申し訳なかった」と、さえない表情だった。