浦和が10日、ホーム開幕東京戦(14日、埼玉)へ向けて「カウンター対策」を徹底した。

 さいたま市内のグラウンドで午前と午後に2部練習を実施。GKを含む9対9のゲーム形式では、GKのスローイングからショートパスをダイレクトでつなぎ、一気に相手陣内へ攻め込むパターンを繰り返した。攻撃側にとっては速攻から得点に結びつく形を築けるか、守備側にとっては攻守の素早い切り替えと的確なポジション取りができるかがテーマとなった。

 7日の鹿島戦はカウンター攻撃から2失点しただけに、DF坪井慶介は「(相手の)カウンターを意識してプレーしないと。チームメートに声をかけて、リスクマネジメントしなければ」と気を引き締めた。