23日に就任した横浜嘉悦朗代表取締役社長代行(53)が25日、横浜市のマリノスタウンを訪れ、選手らにあいさつした。同代行は「私もサッカーをやっていたし、息子は他クラブ(湘南)のユースにいたこともあり、プロを目指していた。日産の役員の中では、もっともサッカー好きだと自任している。もちろん甘い世界ではないと覚悟しているが、腰掛けのつもりはなく、全精力を注いで取り組みたい」と語った。

 これまでも横浜戦は観戦しており、6月21日の浦和戦(ホーム)もスタンドから声援を送っていたという。「その時は完全にファンの目ですが、若い選手を中心に2-0で勝って、このチームは強くなると可能性を感じた」。斎藤正治社長(59)が体調を崩し、療養中のため代行を置いた。