<サッカー・全日本女子選手権:日テレ2-0浦和>◇決勝◇1日◇国立

 日テレはリーグ戦で苦杯を喫した浦和を破り、史上2チーム目の3連覇を達成した。星川監督は「リーグ戦を取り逃したので満足している」と喜んだ。序盤から積極果敢に攻め込み、16本のシュートを放って浦和を圧倒した。

 存在感を示したのが米プロリーグ、WPSのフリーダムから期限付き移籍で復帰したMF沢穂希(31)だ。昨年9月に合流した直後こそチームになじめない部分もあったが、大舞台では勝利を決定づける2点目を奪った。「この試合に懸けていた。優勝できてよかった」と満足げ。日本代表の大黒柱として期待される31歳は「代表でも、けがをせずチームのために頑張りたい」と、ことしの抱負を述べた。